グリーンをメインにしたスタイリッシュアレンジメントの作り方

目次
いつもと違う雰囲気で生けてみる
たくさんの鮮やかな花を生ける良さの他に、葉ものや実もののみを使用して、グリーンの種類をふんだんに使うとスタイリッシュに仕上がります。
グリーンとひとことで言っても鮮やかな黄緑のリキュウソウ、淡く白みがかったような緑色のユーカリなど幅広い緑色があるのでとても奥が深いのです。
葉もので定番のもの
・てまりそう ・ユーカリ ・ハラン ・タニワタリ ・ゲーラックス
・モンステラ ・ナルコユリ ・ドラセナ ・スモークグラス など多数あります。
実もので定番のもの
・ヒペリカム(グリーン) ・シンフォリカルポス
・バーゼリア などです。アワやムギなどの穂もアクセントになります。
葉ものだけでも良いですが、やっぱり花を入れたい!という方には緑色のお花もあります。
緑色のお花の種類
・バラ(レモネード、エ・クレールなど) ・カーネーション
・アジサイ ・ラナンキュラス
・ピンポンマムやスパイダータイプのマム(マム=菊)
など、おなじみのバラやカーネーションは使いやすいです。
また、グリーンをふんだんに使った定番のひとつに、グリーンをベースに白のお花をプラスした「ホワイト×グリーン」でまとめたスタイルは花飾り上級者に好まれ、スタイリッシュに仕上るためとても人気があります。
ホワイト×グリーンはブライダルのイメージが強いですが、入れる花材次第でとてもおしゃれになるので、贈りものにも、お部屋用にも使えます。
白いお花の定番
・カラー ・白バラ ・トルコキキョウ
・ゆり ・チューリップ ・レースフラワー ・胡蝶蘭
などその他にも多数あります。
人にプレゼントをする時にモダンなものを贈りたい場合、ホワイト+グリーンでまとめてもらい、ブラウン系のラッピングにすると都会的なアレンジメントになります。お花をもらい慣れている方や、お花に関心のある方への贈り物におすすめです。
入るだけでグッとおしゃれになる花材は、爽やかなグリーンのビバーナムや見た目が個性的であるグリーンベル、枝の流れで表情を出すコデマリなど、特徴的なものはアクセントになりとても良いです。
ラウンドアレンジにグリーンをふんだんに入れてみよう
ホワイト×グリーンのアレンジメントの一例をご紹介します。
白バラやグリーンカーネーション、トルコギキョウなどでドーム型のラウンドアレンジメントを作ります。
その他ヒペリカムなどの実ものや複数のグリーンを入れてアレンジメントを仕上げます。
仕上げたアレンジメントにスマイラックスやリキュウソウなどのつる性のグリーンをオアシスに挿し、長いつるを下から上へ花の間に少し挟んで固定しながら巻き付けていきます。どちらも鮮やかなグリーンの色が特徴で、つるの動きの美しさや、白いお花とのコントラストでとても美しく仕上がります。どちらもつるの流れが美しいため、結婚式のブーケやテーブル装花の流れるようなラインなどによく使われます。生花店で手に入ります。
また、お庭でよく見かけるアイビーなどもアレンジメントや小さな花瓶に有効に使うことができます。アイビーは小さなポットで買って、お庭に植えるとどんどん増えていく力強さがあります。少しグリーンが足りないという時にお家で採れると便利です。
葉ものは比較的長持ちします
購入したものは長く飾って楽しみたいものです。水替えや、傷んできた部分のお手入れはもちろん必要ですが、葉ものはお花と比べると比較的長持ちする場合が多いです。そのため、あえて葉ものを多く購入しておき、一緒に購入したお花が傷んだら長持ちするグリーンだけ残してまた花のみを購入するという方法もあります。少しの量のお花でも、グリーンがあれば物足りなさもありません。合わせるお花が違うだけでまた違った印象に気付くはずです。