アジサイの特徴とグルーピングアレンジメントの作り方

アジサイの特徴とグルーピングアレンジメントの作り方

アジサイの特徴

庭や公園などで咲いているアジサイは「梅雨」というイメージが強いと思います。しかし、お花屋さんで切り花として購入するのであれば通年出回っており、種類もとても豊富です。切り花で流通しているのは主にヨーロッパで品種改良されたハイドランジアが多いです。

アジサイはとにかく色合いの美しさが魅力でピンクとグリーンのグラデーションが綺麗な「アンティークセリース」やブルー系の「チャレンジライトブルー」その他紫系、グリーン系など、色合いと咲き方がそれぞれ個性的です。色合いはそれぞれライトなものからアンティークなものまで幅広く、グラデーションになっているものが多いのも特徴です。特にグリーン系の「秋色アジサイ」は人気がある種類です。渋みのある緑色を帯びた秋色アジサイは花色がゆっくりと変化していくめずらしいお花です。落ち着いた色合いのアレンジメントやパステル系のアレンジメントのアクセントカラーにぴったりのお花です。

アジサイは花瓶用としてはもちろん、花束、アレンジメントに使えるためとても人気がある切り花です。お店で見かけたら、いつものお花にプラスしてみてください。

アジサイの水揚げ

アジサイはどちらかというと水揚げがあまり良くありません。1本の茎に大きな花をもつため水おちしてくるとだらんと首元が下を向き、花もしおれてきます。

見つけ次第すぐに花を新聞紙で優しく巻き、茎をカットして深い水に1時間ほどつけておきましょう。早くに見つけた場合は有効な方法です。生花店では仕入れ後、店頭に並ぶまでに茎をハンマーでたたき、水揚げをよくしたり、ガスコンロで茎を焼く、焼き揚げなどの水揚げ処理をされています。自宅では早めに見つけて切り戻すことが一番良い方法です。茎をハサミで一文字または十文字に切り込みを入れても良いです。

アジサイのグルーピングアレンジメント

アジサイはフォームフラワー(メインの花)の役割をもちます。アジサイをアレンジメントに入れる時は水揚げの事や花自体のバランスの事も考慮してオアシスからあまり遠い位置に入れすぎない事が大切です。中間~下の部分に入れると上手にまとまります。

秋色アジサイを使ったシックなグルーピングアレンジメントをご紹介します。グルーピングとは、花の種類ごとに固めて仕上げていくことをさします。

用意するもの

・器、オアシス

・秋色アジサイ・・・1本

・赤系のバラ・・・3本

・濃赤ダリア・・・2本

・リューカデンドロン(茶)・・・1本

・ゲーラックス・・・適量

・その他お好みの葉ものや小花

この花材では高さは低めで少し横に広がるイメージで作ります。

1、器にしっかり水を吸収させたオアシスを詰めます。

2、アレンジメントを仕上げたい高さの位置にバラを挿します。グルーピングスタイルにするので、高さを変えながら器の左寄りに3本挿していきます。その後ゲーラックスでオアシスを全体的に隠します。

3、中心のメインの部分にアジサイを挿します。オアシスに通常よりも少し深めに挿すようにします。

4、二つ目のメインであるダリアを2本、段をつけながら挿していきます。アジサイのボリュームで茎の辺りを隠すイメージで入れます。下のダリアが輪が大きいものの方が良いです。

5、右側にリューカデンドロンを高さを変えて適量入れます。全体のバランスや他に入れたいお花を加えて完成です。

赤系のお花でご説明しましたが、秋色アジサイはどの色のお花とも調和します。スモーキーな色合いのアレンジメントには秋色アジサイを使ってみてください。

フラワーアレンジメントフラワーアレンジメント