夏の季節の生け花におすすめの花4選

夏の季節の生け花におすすめの花4選

生け花で「四季を生ける」という概念があり、生け花においてはその季節の花々を生けお花からも季節を感じ楽しむことがたしなみの一つとなっています。今回は夏の季節の生け花にぴったりなお花4種類についてご紹介させていただきます。

向日葵

夏のお花と聞いて、向日葵を真っ先に思い浮かべた方は多いかと思います。7月から8月にかけて開花し、太陽に向かって目一杯花を咲かせる姿は見ていて元気をもらえますね。

向日葵といえば大きいサイズをイメージする方も多いかもしれませんが、お家に生けるサイズの生け花に使用する際は小さめの品種を使用することが多いです。向日葵にはグロリオサやヒペリカムなど、色鮮やかな明るい花を一緒に生けることで、夏の季節にぴったりの生け花となるでしょう。真・副・控の位置に向日葵を生け、その周りにバランスをみてグロリオサやヒペリカムを配置していきます。

6月から8月にかけて開花し、華やかながら厳かな雰囲気も持ち合わせる蓮は夏の蒸し暑い季節に爽やかさをもたらしてくれるでしょう。

蓮は花も葉も個性的なため、蓮だけを用いる一種生けが一番おすすめです。また池に咲く美しい蓮の姿の想像を引き立たせるため、葉を剣山に生けず水盤の上に浮かばせてみせてください。蓮は一種生けも美しいですが、同系色の桔梗を生けてみると、蓮の存在感を邪魔をせずお互いの花が引き立って、清廉な和の雰囲気が増します。

デルフィニウム

5月から6月にかけて咲くデルフィニウムは初夏の季節にぴったりの爽やかな雰囲気を持ち合わせる花です。

背が高い花であるため、高さを生かした生け花にすると良いでしょう。存在感抜群の花であるため、生け花の際はその存在感を生かすために一種生けや、カラーやカーネーションなどの白い色でサイズが多すぎない花を引き立て役に使います。水盤や剣山を使わず、高い壺を使った投げ入れの技法を用いても、デルフィニウムの美しさが際立ちます。

デンファレ

通称デンファレ(正式名称はデンドロビウムファレノプシスです)と呼ばれるこの花は、6月から9月にかけて開花し、花持ちも良いため、夏の間長く楽しめる花の一種です。

一本にたくさんの花をつけるデンファレは華やかで迫力満点なので、その華やかさを生かすために、しなやかで美しく、また花の美しさを際立たせてくれる柳などを用いて生け花をすると良いでしょう。

ダリア

7月から10月にかけて開花し、大きく華やかな花を咲かせることが特徴です。八重咲きで華やかなデコラティブ咲きや、カクタス咲き、一重咲きのオーキッド咲きやコラレット咲きなど咲き方によって雰囲気もガラッと変わるので、華やかさを全面に押し出したいときは八重咲きのダリアを、他の花も活きるような生け花にしたいときは一重咲きのダリアを使用します。

ダリアは葉ものと相性がいいので、ベニエルやタマシダなどを合わせて生けてみてください。

今回は4種類お花をご紹介させていただきました。夏の季節は温度が高いため花持ちが悪くなってしまい生け花から遠ざかってしまう人も多いかと思います。そんな時でも水揚げの仕方を工夫したり、花持ちの良い花を選んでみたりして夏の季節の生け花を楽しんでみてくださいね。

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