春にぴったりな生け花のアレンジ3選

春にぴったりな生け花のアレンジ3選

たくさんの美しい草花が咲き誇る春は、生け花においてもたくさんのアレンジを楽しむことが出来る良い季節となっています。今回は春にぴったりな生け花のアレンジを3選ご紹介させていただきます。

木蓮で春の喜びを表現した生け花

◯用意する花材と道具

木蓮、彼岸桜、イエローカラーのチューリップ4輪、深さと丸みのある水盤、剣山

◯生け方

1.真の位置(剣山を上から見た場合に3点の一番上に来る部分)に木蓮をひと枝刺します。木蓮は水盤の直径の2倍の長さにカットしましょう。カットする際には切り口を斜めに切り、中心に切り込みを入れることで剣山に刺しやすくなり、安定性も生まれます。

2.次にチューリップを副の位置(剣山を上から見た場合に3点の下の左に来る部分)に生けていきます。花が開いている2輪を下部に、蕾を上部に高さを変えて生けることで、活き活きとした雰囲気を演出することができます。

3.最後に桜を控えの位置(剣山を上から見た場合に3点の下の右に来る部分)に生けていき、この際副の位置に生けたチューリップと少し交差するよう生けて完成です。

花木を2種生けるとまとまりのない雰囲気になってしまいがちなところを、交差して生けるという技法を用いることでまとまった雰囲気に仕上げることができます。

ポピーで春の優しげな雰囲気を表現した生け花

◯用意する花材と道具

ピンクとレッドのポピー10本程度、ピンクとホワイトのかすみ草、剣山2つ、長方形の優しげな色合いの水盤

◯生け方

1.ひとつめの剣山を右側に置き、真の位置(剣山を上から見た場合に3点の一番上に来る部分)を中心にポピーを5輪ほど生けていきます。この際蕾も取り入れることで花の命の移り変わりを表現しましょう。

2.副の位置と控の位置に白いかすみ草を満遍なく生けていきます。

3.もうひとつの剣山を左側におき、右の剣山と同様ポピーを5輪ほど真の位置を中心として生けていきます。

4.ピンクのかすみ草を副と控の位置に満遍なく生けていきますが、この際左側のかすみ草と交差するように生けていき、完成です。

華やかな色合いの花を用いることで、春らしさが満点の生け花となっています。また、ポピーは茎の曲がりを活かした生け花にすることで、軽やかで爽やかな雰囲気を演出することが出来ます。

つつじの鮮やかな色合いを活かした生け花

◯用意する花材と道具

濃いピンク色のつつじ、すずらん、葉蘭、高さのある水盤、剣山

◯生け方

1.真の位置に葉蘭を4枚生けていきます。この際に全て同じ方向に生けるのではなく、4枚とも違った角度をつけて生けるようにすることで、葉に軽やかな動きが生まれます。

2.副の位置につつじを生けていきます。葉蘭よりも長めにカットし、左側に飛びてていくように45度ほどの角度をつけていきます。

3.副の位置に使ったつつじの1/3ほどの長さにカットしたつつじを控の位置に生けていきます。この際少し密集させるようにして生けることで、剣山隠しの役目も果たします。

4.バランスをみながらところどころにすずらんをさりげなく3輪ほど生けて完成です。

豪華で鮮やかな色合いのつつじに対して、可憐なすずらんが良い対比となって美しい生け花となります。葉蘭でグリーンの鮮やかさも入れることでバランスよく仕上がります。

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