秋にぴったりな生け花アレンジ3選

秋にぴったりな生け花アレンジ3選

鮮やかな緑が生い茂る夏の季節も終わりを迎え、美しい紅葉の季節が始まる秋ですが、秋の季節には紅葉だけでなく、美しい花々も咲き誇ります。今回は秋にぴったりな生け花アレンジ3選をご紹介させていただきます。

秋に相応しい色合いの生け花

◯用意する花材と道具

セッカヤナギ、タニワタリ、スズバラ、彼岸花、浅めの水盤、剣山2つ、花ばさみ

◯生け方

1.正面から見て右側に剣山を置きます。真の位置(剣山を上から見た場合に3点の一番上に来る部分)にセッカヤナギを2本生けます。この際の角度は90度になるようにしてください。この際セッカヤナギの美しい曲線を生かすような生け方をすると良いでしょう。

2.副の位置(剣山を上から見た場合に3点の左下にくる部分)にタニワタリを生け、少し左側に向くようにします。真の位置に生けたセッカヤナギの3/4ほどの長さになるようにカットし、この際の角度は75度ほど倒してください。

3.バランスを見ながら、控の位置(剣山を上から見た場合に3点の右下に来る部分)を中心に彼岸花を5本ほど生けていきます。副の位置のタニワタリの葉に立てかけるように生けることで、全体的な統一感を生み出すことができます。

4.左側にもう一つの剣山を置きます。右側の剣山と同様のステップで生けていきますが、この際左側に生けるセッカヤナギと右側に生けるセッカヤナギを交差させるように生けることで動きのある交差美を作り出してください。

5.最後にバランスを見ながら、左右の剣山の真副控の位置を囲うようにスズバラを全体的に生けていき完成です。

シックな赤い実が特徴のスズバラは、生け花において秋の季節に欠かせない「実もの」となっています。全体的に赤色を使うことで秋らしさが満点の生け花となっております。

ダリアを使った華やかな生け花

◯用意する花材と道具

ダリア(大きめのオレンジ、赤、ピンク)、ホワイトの小菊、少し深みのある水盤、剣山2つ、花ばさみ

◯生け方

1.正面から見て右側に剣山を配置し、ピンクのダリアを真の位置に生けます。この際の角度は90度になるようにし、葉の美しさも垣間見えるように生けてください。

2.左側にもう一つの剣山を配置し、赤色のダリアを真の位置に使ったピンクのダリアと同じくらいの長さにカットし生けます。この際も角度は90度とし、花の顔の向きを少しずつ変えることで、軽快な動きを生み出します。

3.右側の剣山の控えの位置にオレンジ色のダリアを生けます。下部に来る分、ピンクや赤色のダリアより大きいサイズのものを選ぶようにすることで安定感を持たせる効果があります。この際の角度は75度ほどになるように生けてください。

4.従枝として、他のダリアよりも短くカット小菊をバランスを見ながら生けていき、完成です。

秋に開花を迎えるダリアは、大きく華やかな花を咲かせるため、生け花の際のメイン花材として使う方法がおすすめです。

秋桜の動きを楽しむことができる生け花

◯用意する花材と道具

秋桜30本ほど、フォックスフェイス2本、口が小さめの高さのある水盤、剣山、花ばさみ

◯生け方

1.口が小さめの高さのある水盤を用意し、中心に剣山を置きます。

2.全体的に見た際に扇状になるように、真副控の位置に秋桜を30本ほど生けていってください。また、正面にも少し密集させて秋桜を生けることで、統一感を生み出し、剣山を隠してくれる効果もあります。

3.中心にフェイスフォックスを生け、秋桜の間から顔を覗かせるようにすることで、一種生けだと単調になりがちなところに個性をプラスします。

秋の花の代名詞とも言える秋桜は、たくさんの花を使って生けることで、豪華で気品のある生け花に仕上げることができます。

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