バラとオクラの原産地、育て方、寄せ植え、花言葉

バラとオクラの原産地、育て方、寄せ植え、花言葉

バラのプロフィール

一般名:バラ
学名:Rosa
科名:バラ科
属名:バラ属
原産地:西アジア、中東
草丈:50cm~1.2m
花形:5弁~多弁咲き
開花時期:5~10月

バラの特徴

バラは、北半球の温帯域に広く自生しています。古代バビロニアの時代にはすでにバラに関する記述があり、古代ギリシア、ローマ、イスラム世界と広い世界で栽培されてきました。日本も、バラの自生地で、品種改良に使われる原種のうち3種類は日本原産のものです。品種改良により数多くの新品種が出現しており、現在バラの品種は、3万種とも7万種とも10万種ともいわれており、数えられないほどの品種があります。作り出せないと言われてきたブルーの品種も出現、バラにない色はないと言われるほど豊富な色、ミニ~大輪のハイブリッド種まで大きさも色々、一重に八重、一季咲きに四季咲きと形や咲き方も違う豊富な種類がある、品種の数の点でも群を抜いている花です。

バラの花言葉

バラ全般の花言葉は、「愛」と「美」です。花の女王にふさわしい王道の言葉です。

実は、バラに多くの品種があるように、バラの花言葉も豊富にあるのです。色ごとに、部位ごとに、本数によって、バラの組み合わせ方によって違う花言葉があるという、花言葉の面でも、比類のない花なのです。細部にこだわったバラの花言葉、どんなものがあるのか見てみましょう。

部位別の花言葉

バラの葉:「諦めないで」、「希望」・・・花が終わった後も青々としている葉が残ることに由来するのでしょうか。

バラのとげ:「不幸中の幸い」・・・棘があるのが不幸なのか、幸いなのか、難しい花言葉です。

バラの枝:「あなたの不快さが私を悩ませる」・・・これは、枝に棘があるために、簡単には扱えないもどかしさを表したものでしょうか。

状態別の花言葉

バラの蕾:「愛の告白」・・・何事も告白しなければ始まりません、蕾がなければ花も咲かないように。蕾には、色別もあります、赤いバラの蕾は「純粋と愛らしさ」、白いバラの蕾は「恋をするには若すぎる」等々。

花びらの数:一重は「純粋な愛」、八重は「誇り」・・・原種に多い一重のバラは、派手ではない純粋な美しさを持っています。一方で八重咲きの花はゴージャスでいかにも花の女王的な雰囲気を醸し出しています。

しおれたバラ:赤い場合は「はかない」、白いバラなら「つかの間の印象」・・・しおれてしまっても心に残るバラの花への想いが花言葉に表れているようです。

満開のバラ:「私は人妻」・・・これは、バラがプロポーズにもよく使われるからでしょうか、想いがかなって満足した状態を表しているようです。

白い枯れたバラ:「生涯を誓う」・・・ドライフラワーとしての保存もわりと簡単に可能なバラ、枯れても美しさは残ります。

身近なだけに気持ちを投影しやすいバラ

バラは何千年もの人類の歴史の中で最も身近で最も広範囲で愛されている花です。花の形も香りも素晴らしい花です。エッセンスオイルや香水、石鹸などにも使われています。花盛りの時に集めた花びらでジャムをつくったりもできます。四季咲きに改良されたりしているのも、常に咲いているバラの花を見たいからだと思います。人の人生の様々な局面で、愛を打ち明ける、感謝を告げる、喜びを表す…と様々な気持ちを託されるバラ、昔から身近なだけに、詳細すぎて数えきれないほどの花言葉があるのもうなづけます。ドライフラワーにまで花言葉がある花、これから、ブリザードフラワーといった新たな形のバラの花にも花言葉がつけられていくのでしょうか、楽しみです。

オクラのプロフィール

一般名:オクラ
学名:Abelmoschus esculentus
科名:アオイ科
属名:トロロアオイ属
原産地:アフリカ
茎高50cm~1.5m
花形:直径10cm前後の5弁花
開花時期:7~9月

オクラの名前の由来

オクラの原産地はアフリカで、オクラという名前もガーナで話されているトウイ語のnkrama(オクラ)に由来します。日本には、明治維新後に入ってきたので、英語になっていたokraがそのまま、使われるようになりました。原産地のアフリカでは多年草ですが、日本では冬を越せないために一年草となっています。花よりも食用される実の方がよく知られているオクラですが、野菜とは思えない美しい花を咲かせます。ハイビスカスのような形をしていて、花弁の色はクリーム色、中心部が濃いエンジ色をしています。花が開花してから一週間もたたないうちに収穫期を迎えるオクラの実は、ねばねばでよく知られている野菜です。

オクラの花言葉と由来

オクラの花言葉は、「恋の病」、「恋によって身が細る」と切ないものです。

この花言葉の由来は、花が咲いてから実に至るまでの様子にあると言われています。オクラの花は一日でしぼんでしまいます。花の後、あっという間に先が尖ったオクラの実が伸び始めます、一週間もたたないうちに、収穫時を迎え、その時を過ぎると木質化して食べられなくなってしまいます。ふんわりとした花が、鋭く痩せた実に代わる様を、恋に焦がれて痩せてしまう姿になぞらえたのです。

オクラの効能

日本では、さっとゆでておひたしにしたり、生で刻んだりして食べられることも多いオクラ、刻むとぬめぬめとした粘り気が出ます。この独特の粘りの中に、ペクチン、アラピン、ガラクタンといった食物繊維が含まれ、コレステロールを減らす効果があります。また、ビタミンA、B1、B2、C、カルシウム、カリウムも含んでいるので、夏バテ防止、便秘・下痢に効く、整腸作用があります。

オクラは、中東からアジア、アフリカ、アメリカとほぼ世界中で食べられています。粘り気が体に良いのですが、これを嫌う人も多く、粘り気が出ないようにさやのまま料理するのを好む国もあります。ちなみに、トルコでは、オクラは赤ちゃんの指くらいの小さいものが良いとされていて、日本で食べられているものの3分の1くらいの長さのものを、刻まずに料理して食べます。料理の仕方は、中東でよく食べられている方法で、お肉や玉ねぎと一緒に煮こんでトマトペーストで味付けして食べるのが最も一般的です。

花言葉は切ないけれど姿が美しく食べてもおいしいオクラ

オクラの花は、野菜である実からは想像ができない美しさ、はんなりとして、夏の空に映える花です。でも、花言葉にあるように、あっという間にしぼんでしまいます。それは残念ですが、ちゃんと実に姿を変えて、どんどん大きくなる様は、天晴としか言いようがありません。栄養成分も豊富で、体にも良いオクラ、世界中で色々な形で食べられているのも納得です。スープになったり、煮物になったり、サラダに入れられたり、日本なら、天婦羅やおひたし、とどんな形でも使えるのがオクラの良いところです。粘りはありますが、尖った味ではないので、優しいお味のお料理になります。花が咲いたら、収穫が近いことを忘れないようにしなくては、ということに気づかせてくれる植物でした。

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