フラワーアレンジメントの人気記事ベスト5

花に関する最近の投稿

More

赤松の科目、学名、特徴、育て方

赤松の科目、学名、特徴、育て方

読み方

あかまつ

別名

雌松(メマツ)、オンナマツ

科目

マツ科マツ属

学名

Pinus densiflora

用途

庭木、防風、砂防樹、建築、土木、器具、楽器材、床柱、パルプなど

分布

本州、四国、九州、朝鮮半島、中国東北部、北海道などに分布しています。

赤松の特徴について

温帯地に多く、日本産マツの仲で最も広い範囲に分布しています。クロマツに比べ寒冷な気候にも耐えることができます。クロマツは耐潮性が強いため、海岸線付近に多く生育します。一方、アカマツは、内陸部に生育します。八ケ岳山麓の美しの森山にも、群落が見られます。乾燥に強く、屋根筋に多いです。若木は陽樹で、新しい土地によく生えます。明るい場所を好み、何もない土地でも耐えて育っていくことができます。典型的な先駆植物です。

アカマツ林は、マツタケの生産林でもあります。アカマツとマツタケは相利共生の関係のため、マツタケの生えるような環境だとアカマツの寿命が長かったりします。

シベリアアカマツという、シベリア〜ヨーロッパにかけて広く分布するマツに近縁と考えられています。シベリアアカマツはアカマツより寒冷地に分布しています。国内の近縁にはクロマツがあります。クロマツとアカマツは混交することは少ないですが、まれに雑種のアイグロマツが生まれます。

アカマツには園芸品種で、シダレマツPinus densiflora Pendula、タギョウショウPinus densiflora umbraculifera、ジャノメアカマツPinus densiflora Oculus-draconis があります。

赤松の利用について

庭木としての栽培の他に、盆栽としても利用されます。松脂を多く含むため、火付が良く、薪の原料としても利用されていました。今でも陶芸の窯に入れる薪などに使われていたりします。京都の五山送り火でも、大量のアカマツの薪が焚かれて文字の形になっています。また、建材にも使用されており、建物の梁や和室に使われていたりします。

ヤニが出やすいですが、ヤニを集めて乾燥させた松脂と松葉は生薬としても用いられています。筋肉痛や打撲、低血圧や冷え性に効用があるとされています。

害虫がつきやすく、葉を食べてしまうマツカレハの幼虫がつきます。冬に幹に藁を巻いてやると、ケムシもまとめて燃やして駆除できるようになります。カミキリムシによるマツ材線虫病による枯死が問題にもなっていますが、薬剤散布などの対策と並行して、抵抗性のある品種の開発も進められています。

まとめ

盆栽としても非常に魅力があり、認知度の高い赤松。国内のマツの中でも1番広範囲に分布しています。クロマツは海岸付近で、アカマツは内陸に生育して区別されています。また、アカマツとマツタケが相利共生の関係というのも意外に知られていない事実です。アカマツは様々な場所で利用されており、盆栽以外にも、薪として陶芸の釜や、京都の五山送り火でも大量のアカマツが利用されています。更には生薬としても用いられ、筋肉痛や冷え性などに効用があるとも言われているのです。観賞だけでなく、様々な場面で役立っているアカマツ。日本特有のものという印象を持っている人も多いと思いますので、どんな場面で利用されているかなど知りながら、大事に育てていきましょう。

フラワーアレンジメントフラワーアレンジメント

フラワーアレンジメント

*
*
* (公開されません)