カスミソウ、カリンの原産地、開花時期、育て方

カスミソウ、カリンの原産地、開花時期、育て方

カスミソウのプロフィール

一般名 カスミソウ
学名 Gypsophila elegans
英語名 Annual Baby’s-breath Showy Baby’s-breath
別名 宿根霞草(シュッコンカスミソウ) 小米撫子(コゴメナデシコ)群撫子(ムレナデシコ) 花糸撫子(ハナイトナデシコ) ジプソフィラ
科名 ナデシコ科
属名 カスミソウ属
原産地 アジア ヨーロッパ
草丈 20~120cm
花径 1~2cm
開花時期 5~8月

カスミソウの説明

初夏に、白または淡紅色の小花を細かくわかれた枝の先に春がすみのように咲かせます。英語ではカスミソウを「ベイビーズ・ブレス(赤ちゃんの吐息)」と呼びますが、こちらもカスミソウの姿を現したものです。主に切り花でフラワーアレンジメントなどに使われるほか、寄せ植えなどで楽しむこともできます。日照時間が長いほどたくさんの花を咲かせる「長日植物」であることを利用して、一年を通じて市場に出回っています。

一般に市場に出ているのは「エレガンス種」で、1mくらいに育つ一年草です。その他、カスミソウの中では大きな花を咲かせる「アルバ・グランディフォラ」、暗紅色の「ベニバナカスミソウ」、赤い小さな花の「ロゼア」、花にボリュームがある「コペイントガーデン・マーケット」などがあります。

宿根霞草(シュッコンカスミソウ)は毎年咲くカスミソウで、切り花に使われます。「小米撫子(コゴメナデシコ)」、「ベイビーズブレス」と呼ばれるのはこちらの品種です。たくさんの花を咲かせる「フロレ・プレノ」、フロレ・プレノの改良品種「プリストル・フェアリー」、薄ピンク色の「フラミンゴ」などがあります。

カスミソウを育てる場合は、枝が細く倒れやすいために必ず支柱を付けます。根腐れしやすいので水はけの良い土を選び、水をやりすぎないのがポイントです。種で育てることもできますが、発芽率が低いためポット苗を植え付けるほうが簡単です。

カスミソウの花言葉

「清らかな心」

ピンクのカスミソウ
「切なる願い」
「感激」

花言葉の由来とエピソード

フラワーアレンジメントとして欠かせないのがカスミソウです。小さな白い花は、そのままではひかえめであまり目立たず地味な花ですが、他の花に添えると主役の花を引き立ててくれます。その控えめな花姿から清純な乙女を連想させ「清らかな心」という花言葉が産まれました。

カスミソウの花の名前は、空に白くたなびく霞(かすみ)にたとえて名付けられました。

学名の「Gypsophila」は、ギリシア語の「ジソプス(石灰)」と「フィロス(愛する)」の組み合わせで、カスミソウが石灰質の土地に自生していることから名付けられました。

カスミソウの誕生花日付

4月4日

まとめ

カスミソウの白く繊細な小花は、単体では目立たず、昔はバラなどの主役級の花を引き立たせる役割でしかありませんでした。今は透明感が評価され、カスミソウだけのボリュームたっぷりの花束の人気が出て来ています。私も時々、カスミソウだけの小さなブーケを作って友人にプレゼントします。日持ちがするのと、そのままでドライフラワーになるので喜んでもらっています。昔は、カスミソウを入れたブーケは女性から男性に贈るのが習わしだったそうです。乙女の「清らかな心」をカスミソウに託して愛する人に気持ちを伝えたのでしょうね。カスミソウは乾燥させてドライフラワーにすると、長く楽しむことができます。生花もいいですが、大きなカスミソウのドライフラワーもとても味があって素敵ですね。

カリンのプロフィール

一般名:カリン
学名:Pseudocydonia sinensis
科名:バラ科
属名:カリン属
原産地:中国
樹高:2m~6m
花形:5弁花
開花時期:3~5月

カリンの伝来

花梨は、春先に、形は桜に似た白やピンク色の5弁の花を咲かせます。結実は秋から冬にかけて、洋ナシを不格好にしたような形で細かい毛の生えた黄色い皮に覆われた実がつきます。この実は、さわやかな馥郁とした香りを放ち、美味しそうなのですが、食べると固くて渋みがあるため生食には向きません。原産は中国、中央アジアで耐寒性のある果樹です。日本には、弘法大使が中国から持ち帰った、という説と、遣唐使がもたらした、という諸説があります。

カリンの花言葉と由来

カリンの花言葉は、「豊かで美しい」、「限りない可能性」、「優雅」です。

カリンの花は、愛らしいピンク色や白色でたくさんの花をつけます。実も、かなりの数がつき、大きくなります。開花期も、結実期も、カリンの木は「豊かで美しい」です。また、結実する前の段階で実が育っていく様子は、「限りない可能性」を持っているようです。花が咲くカリンの木も、熟して素晴らしい香りを放っているカリンの実も「優雅」だなあと思います。

カリンの名前の由来

カリン属の学名は、プセウドサイドニアです。「Pseudos(偽)+Cydonia(マルメロ)」が語源で、カリンがマルメロの近縁種であることに由来します。

和名のカリンは、梨に似た実のようすからつけられたものと思われます。

カリンの効能

カリンの実には、ビタミンCやリンゴ酸、クエン酸、タンニン、アミグダリン、ベンズアルデヒドなどが含まれます。これらの成分は、咳や痰など咽喉の炎症に効くとされ、のど飴にはカリンエキスが含まれているものが多いです。生のカリンが手に入るようであれば、のどがイガイガするなあと思った時に、カリンの実をよく洗って皮のまま刻み、他には何もいれずに、ひたひたの水で煮込んだものを、漉して飲んでみてください。ちょっと熱めのものを飲んで寝ると、翌日にはのどの不快感がなくなっているかもしれません。カリンには、感染症を予防する、ストレスへの抵抗力を強める、美肌・美白効果、高血圧や動脈硬化を改善する、疲労回復、むくみを予防・改善する、便秘を解消する、体を温めるといった効果があると言われています。

美味しく食べられるカリンの実

カリンの実は、皮が黄色く、内側はクリーム色でざらざらしています。硬いので切るのもなかなか大変ですし、生で食べるとおいしくはありません。そんなカリンですが、体に良い効能は上記のようにたくさんあり、是非食べたいものです。カリンは、火を入れると全く別物で美味しく変わるので、少量のお砂糖を入れてコンポートにして食べるととてもおいしいです。皮をむいて、二つ割にしたカリンをお鍋に並べます、その際、むいた皮を下に敷き詰めてください。好みの量の砂糖を加え、ひたひたの水で煮ます。皮と一緒に煮ると、カリンがうっすらとピンク色になるのがかわいらしいです。柔らかくなったら、真ん中の種の部分をスプーンで取り除きます。(種にはペクチンが含まれていてゼリー状になるので、この部分はゼリーとして食べてもおいしいです。)冷やして、クリームや砕いたクルミなどをのせていただくと、とてもおいしいデザートになります。花言葉は「豊かで美しい」ですが、カリンの実は「豊かでおいしい」です。

 

 

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