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スイセンの原産地、開花時期、育て方、寄せ植え、花言葉

スイセンの原産地、開花時期、育て方、寄せ植え、花言葉

スイセン (水仙)

別 名 :セッチュウカ(雪中花)
科 目 :ヒガンバナ科 スイセン属
原産地 :スペイン,ポルトガル,地中海沿岸,北アフリカ

花の特徴

1月から4月にかけて開花します。花茎の先端に1~数輪の花を咲かせます。基本の花びら数は6枚でそれとは別に「副花冠」と呼ばれる花びらが中心に付きます。副花冠は大きくラッパ状に伸びたり、杯状に広がったりして、スイセンの花の特徴的なものになっています。花色は黄色、白、オレンジが多く、なかにはピンクや緑色があります。

花の育て方

大きな球根ほどよい花が咲くので、園芸店で買うときは、同じ種類であればできるだけ大きな球根を買うようにします。ニホンズイセンは、9月下旬から10月上旬に、水仙やカップ水仙は10月中に植えつけます。
花壇に植える場合は、バーク堆肥を1㎡当たり10Lほど入れて、庭土を深さ30cmほど耕し、球根の幅の2~3倍ほどの間隔で植え付けます。日当たりがよく、風通しのよい場所で栽培します。、肥料はあまり与えなくてもよく育ちます。
鉢植えやプランターに植える場合は、球根が少し見える程度の浅植えにします。市販の球根用の培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。球根の上に球根の高さの二倍くらい土が被る程度にします。日当たりがよく、風通しのよい場所で栽培します。寒さに会わないと花が咲かないので、蕾が出てくるまで戸外に置きます。7号鉢で5~6球とし、プランターに植える場合は、密植した方が見栄えがします。元肥として緩効性の化成肥料を与え、花後に化成肥料を置き肥します。
水やりは秋以降、地上部が枯れても忘れずに施します。夏は過湿にならないように注意します。

注 意

モザイク病などのウイルス性の病気にかかったら、ただちに植え土ごと処分します。

花の楽しみ方

スイセンには甘くよい香りがする「香り水仙」や、まるでバラのような華やかさを持つ「八重咲き水仙」、1本の茎にたくさんの花をつける「房咲き水仙」、ラッパのような「ラッパ水仙」、花びらは白で副花冠は黄色く縁が紅色に彩られている「口紅水仙」など、いろいろな種類があり、その花の美しさと甘い芳香が多くの人を魅了しています。現在はピンクスイセン(副冠がピンクになったもの)や八重咲きスイセンが人気を博しています。
球根植物の中でも育てやすいのが魅力で、放任しても毎年花を咲かせ、自然に殖えていく丈夫な植物です。

一諸に植えたい草花

パンジー,スイートアリッサム

解 説

スイセンは春を告げる草花として古くから親しまれています。園芸では秋に球根を植え付けて、春に花を楽しむ「秋植え球根植物」として扱われます。スイセンはイベリア半島を中心に、イギリス、ヨーロッパ中部、北アフリカを含む地中海沿岸地域に30種の野生種が自生します。RHS(英国王立園芸協会)には1万を超す品種が登録されています。その原種および花形、花色、草姿などから12系統に分類されています。
スイセンの名前は漢名の水仙から来ています。かつてはニホンズイセンをスイセンと呼んでいましたが、現在はスイセン属の総称として使用しています。ニホンズイセンは地中海原産で、古い時代にシルクロードを通り中国経由して渡来し、野生化した種と言われています。室町時代の漢和辞典「下学衆」に「雪中花」などの名前で載っており、それ以前に入ってきていたのではないかとされています。
属名のナルキッソス(Narcissus)はギリシャ神話の美少年の名前で 、泉に映った自分の姿に恋をして毎日見つめ続けたらいつのまにか1本の花になってしまったという話に由来するともいわれています。

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