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水仙のプロフィールとスイセンの花言葉・名前の由来

水仙のプロフィールとスイセンの花言葉・名前の由来

水仙のプロフィール

一般名:水仙
学名:Narcissus tazetta
科名:ヒガンバナ科
属名:スイセン属
原産地:地中海沿岸
草丈:15cm~50cm
花形:花被片と筒状の副花冠からなる
開花時期:12~4月

水仙の特徴

日本各地で群生していて、早春に春の訪れを知らせてくれる水仙の花。原産地は日本かと思いきや、地中海沿岸地域が原産地でした。地中海地方から、はるばるシルクロードを伝って東進し、中国を経由して、日本に根付いたのです。日本語の名前は、中国に由来します。水辺を好んで繁茂する清らかな植物、「水の仙人」と呼んだことから、日本に伝わった際に音読みで「水仙ースイセン」と呼ばれるようになりました。

水仙は多年草の球根植物で、30種類ほどの原種が知られています。茎はすっとまっすぐに伸び、葉は茎に沿うように扁平で細長くついています。花は真ん中に筒状の花びら、周囲に6枚の花弁があるように見えますが、実は周りにある外側の花びらのうち3枚はがくなのだそうです。

水仙の花言葉

「うぬぼれ」、「自己愛」

水仙の花言葉と名前の由来

水仙の学名は「Naecissus(ナルシサス)」ですが、ギリシャ神話のナルシスの話に由来します。

ナルシスは、うぬぼれ屋の美少年でした。彼に恋をしたのが心優しい妖精のエコー。エコーは、ゼウスが妻である女神ヘラの目を盗んで逃げる手伝いをしたため彼女の怒りをかってしまいます。ヘラは、エコーが相手のいった言葉をくりかえすことしかできないようにします。エコーは、恋い焦がれるナルシスに気持ちを伝えようとしますがふられてしまい、洞窟に閉じこもり、声だけが残りますが、(なるほど、残響のエコーもここからなのですね)復讐の女神ネメシスに復讐を頼みます。ネメシスは、ナルシスが自分だけしか愛せないようにと呪いをかけます。ナルシスは泉に映る自分に恋し、目を離すことができずそのままそこで憔悴し、死んでしまいます。死んだナルシスは水仙の花となったのでした。自分に酔いしれる人を「ナルシスト」と呼ぶのも彼から来ているそうです。

ナルシスはギリシャ語のナルケに由来するという説もあります。ナルケは「麻痺させる」という意味です。この言葉から「Narcosis-ナルコシスー麻酔」も派生しています。水仙には毒性があります。鱗茎部分には、神経を麻痺させるアルカロイドが含まれていて、心臓麻痺や麻痺症状を起こすことがあるのだそうです。その特性から、この名がついたという説です。

其のにほひ 桃より白し 水仙花

松尾芭蕉が詠んだ俳句です。水仙の花の香りはきりっとした香りだと思います。甘い桃の香りよりもすっきりしている、そんな気がします。水仙の花は下向きに水に映る姿を眺めるように咲くとも言われますが、可憐にうつむきはにかむ清楚な少女のようにも見えます。

水仙の花言葉が「うぬぼれ」というのは、ちょっと悲しいような気がしますが、この花がそれほど愛されているからこそ、神話の素材にもとりいれられたのでしょう。「自己愛」は、ほどほどにならあった方が良いもの。自分が自分を愛してあげられないなら、だれのことも愛せないから。水仙の花を見たら、少し自分に優しくしてあげたくなる気がします。

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