モクレン、ライラックの花言葉、原産地、特徴

モクレン、ライラックの花言葉、原産地、特徴

「モクレン」の基本情報

一般名 モクレン
学名 Magnolia
科名 モクレン科
属名 モクレン属
原産地 中国・アジア大陸・南米北部~北米
草丈 3~15m
花径 5~15cm
開花時期 3~5月

「モクレン」の説明

「モクレン」は、別名を「モクレンゲ」といいます。が原産です。
モクレンというと主に、中国原産の紫木蓮(シモクレン)をさしますが、白木蓮(ハクモクレン)もあります。花が空に向かって咲き、あまり手をかけなくても樹形が整いやすく、香りがよいという特徴があります。

「モクレン」の花言葉

  • 自然な愛情
  • 自然への愛

「モクレン」の花言葉の由来

モクレンは、蘭のような花が咲く様子に似ているので「木蘭(モクラン)」と呼ばれていた時もありました。しかし、蘭よりもハスの花に似ているので、「木蓮(モクレン)」と書くようになりました。
地上最古の植物の一つとされているモクレン。その木の枝は細くて葉っぱも小さいのに、花はひときわ大きく空に向かって咲く特徴があります。
そんな自然の躍動と魅惑的な雰囲気を感じることのできる力強い花の様子から、「自然な愛情」や「自然への愛」という花言葉へと結びつけられたのでしょう。

「モクレン」にまつわるエピソード

詩人家・サトウハチローさんの詩に「もくれんの花」が登場する詩があります。

「白い白い木蓮が ひとつ ほっかり 咲きました。
ため息みたいな白さです。 もわっとしている白さです。
だからホワッとさびしいんです。
白い白い木蓮が 春の顔して咲きました。」

モクレンの大きな花の一つ一つ様子を「ほっこり」「もわっと」「ホワッと」「ため息みたいな」と表現し、上手にその情景を捉えているとてもあたたかな気持ちにさせられる詩です。なんとなく「人間の顔の表情」を表現した詩のようにも感じますね。
サトウハチローさんは、「リンゴの詩」「ちいさい秋みつけた」「うれしいひなまつり」などの流行歌や童謡を残した人です。お茶目でやんちゃな少年だった反面、さみしがり屋だったといわれます。自然を敏感に感じとることのできる情緒豊かな方だったのでしょう。
気持ちを映し出すことのできるモクレンの花の姿には、やはり自然な愛情を感じます。詩に出てくる「だからホワッとさびしいんです」の表現は、サトウハチローさんのどことなく寂しい心の声を感じる事ができます。

インテリアにモクレンの花を

インテリアとして、モクレンを飾るとお部屋がすごくおしゃれになりますね。モクレンの花だけでも存在感があって素敵ですが、他の花と一緒に生け花にして飾ると、より一層引き立つような気がします。
絵画やポスター、写真をはったりするのもいいですね。最近では貼ってはがせる壁紙シールが流行っていますよね。のっぺらぼうの壁紙に、簡単にアレンジできてしまうところがいいですよね。モクレンの花のシールもあって、優しい雰囲気のものやゴージャスなものと種類はありますが、壁一面に大きく貼っても派手な感じはしないし圧迫感もないんです。
モクレンの花があるだけで気持ちが明るくなり、そしてゆったりと過ごせる空間づくりができるように思います。洋風にアレンジしてもいいですし、和風仕立てでも似合う素敵な花なんですね。

ライラックのプロフィール

一般名:ライラック
学名:Syringa vulgaris
科名:モクセイ科
属名:ハシドイ属
原産地:ヨーロッパ、コーカサス地方、西アジアの高原地帯
樹高:4~8m
花形:先が4裂した5-8mmの筒状花が紡錘状につく
開花時期:4~5月

ライラックの花言葉と由来

ライラックの花言葉は、「思い出」、「友情」。紫色のライラックの花言葉は、「初恋」、「愛の芽生え」。白いライラックの花言葉は、「無邪気」、「若さ」、「青春の喜び」、「若き日の思い出」です。

フランスでは、白いライラックは青春を象徴する花といわれていて、花言葉にもそれにふさわしい言葉が並びます。ライラックのすっきりとした若々しい香りは、「初恋」や「愛の芽生え」、若いころからの「友情」を感じさせます。とはいえ、ライラックといえば薄紫色、色の名前にもなっていて、JIS規格にも登録されています。

ライラックの名前の由来

英語で「ライラック」と呼ばれていますが、フランス語では「リラ」です。日本でも、文学作品では、リラという名前の方多く使われているようです。「ライラック」と「リラ」は、「LILAC」の発音の仕方が違うもので、サンスクリット語で暗青色を指す「nila」に由来します。

和名は「ムラサキハシドイ」、紫色の花が枝の端につくことから、「端につどう」ということで、この名がついたそうです。ハシドイは、日本語の属名もになっています。英語の属名は「syringa」ですが、こちらは、ギリシャ語で管や笛を意味する言葉です。ライラックの木で縦笛を作っていたことに由来します。

ライラックの特徴

ライラックは涼しい所を好むので、日本では北海道でポピュラーな木です。札幌市の市の木にもなっています。5月中旬から見ごろを迎え、5月の末には毎年「ライラックまつり」が行われています。桜の咲く季節に、急に気温が下がることがありますが、そういった日のことを「花冷え」といいます。ライラックが咲く5月から6月ごろに、北海道では、急に気温が下がる日があり、そのような状況を、「リラ冷え」といいます。渡辺純一の小説「リラ冷えの街」で、この言葉は全国に知られるようになりました。ライラックの淡い花の色と相まって、涼しい中に芯の通った雰囲気を感じる言葉です。

香りも素晴らしいライラック

ライラックの花の色、リラという色は人気のある色です。藤色にも似ていますが、もう少し鮮やかな感じがします。ライラックは、香水にもなっているほど香りの良い花です。満開のライラックの木のそばを通ると、幸せな気持ちになれる香りがします。そんなライラックですが、切り花にしてしまうと、香りがなくなってしまうというのは、とても残念です。ライラックの香りにはダイエット効果もあるというので、是非楽しみたいものです。ライラックのエッセンスオイルでアロマテラピーをというのもよいかもしれません。。玄関に置くと、家に出入りするたびに若いころの色々な「思い出」がよみがえってきそうです。実は、ライラックの花は通常4弁ですがまれに5弁のものがあり、5弁のものを見つけたら誰にも言わずに黙って飲み込むと思いがかなう、という言い伝えがあります。もし見つけたら、試してみたいものです。

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