ヒヤシンス・アールグレー・アグロステンマの原産地、開花時期、育て方

ヒヤシンス・アールグレー・アグロステンマの原産地、開花時期、育て方

基本情報

科目:キジカクシ(ユリ)科ヒヤシンス属
別名:夜香蘭、ダッチヒヤシンス、ニシキユリ
原産地:ギリシャ、シリア、トルコ

ヒヤシンスの特徴、花言葉

さて、今回ご紹介するヒヤシンスですが、こちらは3~4月の間に花を咲かせる春咲き球根です。特徴としては、ヒヤシンスは球根を見るとおおよその花の色を特定することが出来ます。また、通常は一個の球根から一本の花茎が出ますが、大きいものですと1~2本の花茎が伸びる場合もあります。最近では、このような何本もの花茎が一度に出て咲くマルチフローラルタイプの人気もあり品種の育成にも力が入れられています。草丈は20~30センチとすらりとした背の高さで、地際からやや厚みのある大幅の葉を放射状に広げ、3月頃に中心から花茎を伸ばして花を咲かせます。比較的想像しやすい構造ですね。花色は白、ピンク、黄、紫、青、赤などバリエーションが豊かで香りも芳醇です。一般的に呼称される「ヒヤシンス」という名前ですが、この名前は母国であるギリシアの神話の美青年ヒュアキントスと言う人物に由来しています。花言葉としては、「スポーツ」「遊び」「悲しみを超えた愛」といった意味があります。人間の享楽を尊重する優しいヒューマニズムが感じられる花言葉ですね。

ヒヤシンスの上手な育て方

育て方としては非常に育てやすく、園芸初心者の方にも気軽に楽しんでいただけるお花です。毎日のお手入れとしては、球根を弱らせないように花が枯れてきた頃に花がらをこまめに摘み取ることが重要になってきます。花茎ごと切ってしまいますと、切り口から雑菌が入り腐らせてしまうことがありますので、そういったリスクを考えますと花がらだけをこまめ摘み取ることが大切だと分かりますね。花茎ごと切り落とす花もたくさんありますが、ヒヤシンスはダッチ系の品種ですので花茎が太く雑菌が入りやすいのです。置き場所としては、十分に日の当たるところに置くと良いでしょう。しかし、ヒヤシンスは花芽をつけるのに一定の低温に当たる必要がありますので、その特性を利用し外で寒さに十分当ててから室内に取り込みますと花がよく咲きますよ。水やりのコツとしては、土の表面が乾いたらたっぷりと与えてあげると良いでしょう。植え付けを行ってから葉が枯れたその後は徐々に休眠に入っていきますので、水やりの回数も徐々に減らして6月ごろにはストップすると良いですね。

ヒヤシンスに合う花って?

一緒に植えたいお花としては、アネモネなどの花穂が大きく茎のラインが綺麗なお花ですと、ヒヤシンスの葉の力強さや色の美しさがより際立ち芳しい香りを漂わせるような花壇になるのではないでしょうか。ヒヤシンスの謙虚で且つ照り輝くような花筋が、アネモネの深い紫に良く合いますね。また、フィカス・プミラなどの観葉植物と一緒に植えても、豪華な植物園を思わせるような美しいお庭になるかと思います。

まとめ

今回はヒヤシンスについてまとめさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。執筆者としては、ヒヤシンスは小さな花ひとつひとつの質感も葉の力強さも、花言葉の「スポーツ」や「遊び」といった人間の心に寄り添うような心を精一杯に形容しているように感じます。ひとつひとつ小さいながらも包容力のある健やかな厚さの花びらは、現代の中に生きる私達に希望を与えてくれますね。 また、美しく整った花姿の他の花では形容のしがたい青と紫との融和には常に魅了され、茎を裁つことに非常に抵抗を感じるほどです。これからも変わらない花姿と芳しさで私たちの毎日を見守ってくれるお花であってほしいものですね。元気に背伸びをして私達のお庭を活気付けてくれるそんなヒヤシンスを、皆様も育ててみてはいかがですか。

アールグレー(ベルガモット)とは?

  • 科目ミカン科の常緑高木樹の柑橘類
  • 別名タイマツバナ
  • 原産地 イタリア

アールグレーは、ベルガモットで着香した紅茶のことを指します。ベルガモットは樹高は、2~5mほどで他の柑橘系の植物と同じように表面に光沢のある葉をつけ、夏には白い花を咲かせます。果実は丸みを帯びた洋梨のような形をしており、果実自体は非常に苦味が強いため、他の柑橘系の果実と同じようには食べることができません。

ベルガモットは果実自体は食べることはできませんが非常に良い香りをしているため、オーデコロンや紅茶のアールグレーとして使用されています。この場合は、果実の果皮から精油することで香料として使用することが可能になります。

アールグレー(ベルガモット)の栽培方法

ベルガモットは、初心者が栽培する場合は少し難しいので避けたほうがいいでしょう。植え付けは3月から5月にかけて行い、定期的に肥料を与えていきます。開花時期は主に夏が中心ですが、乾燥に弱いので土が乾いたらしっかりと水やりを行いましょう。また、過湿にも弱いのがベルガモットの特徴です。そのため、開花時期である夏には多くの水分を必要とします。この時期には特に注意して水やりを行いましょう。その他の時期でも乾燥しやすいので水やりは定期的に行い土の状態を確認してください。

肥料に関してですが、肥料がなくなってしまうとベルガモットはすぐに枯れてしまいます。基本的に植え付けを行ったあとである4月、そして、花が咲く前の6月、咲き終えた後の9月にしっかりと栄養を与えてあげましょう。水と肥料の管理を徹底して行えばベルガモットは順調に栽培することができます。最後にもう一点。ベルガモットは茎の枝が非常に折れやすいので風に弱いです。なるべく風の当たらない場所で栽培することをおすすめします。

アールグレー(ベルガモット)の作られ方

皆さんも一度は口にしたことがあるアールグレーは、今回紹介したベルガモットの果皮を精油した香料が使われています。ベルガモット特有の落ち着いた芳香がアールグレーの魅力にもなっています。アールグレーは、セイロン茶や中国茶のキーマン茶などを原料にしています。ここにベルガモットの香料を人工的に付けることでアールグレーを作ることができます。

アールグレーは主にアイスティーとして飲むのがもっとも相性が良く、ホットティーにしてしまうとベルガモットの香料が強くなりすぎるため、飲みにくくなってしまいます。このように、アールグレーはベルガモットを軸として作られている紅茶なのです。

アールグレー(ベルガモット)まとめ

アールグレー(ベルガモット)についてご紹介しました。アールグレーという植物は存在せず、原料にベルガモットの香料を加えることでアールグレーが出来ていたんですね。アールグレーの魅力的な香りはベルガモットの香りだったのです。

ベルガモット自体は初心者が栽培するには少し難しい植物ですが、水やりや肥料をしっかりと考えて栽培すれば不可能ではありません。紅茶が好きで自宅でアールグレーを作りたいという方は、ぜひベルガモットに挑戦してみてはいかがでしょうか?

読み方

あぐろすてんま

別名

麦仙翁(むぎせんのう)、麦撫子(むぎなでしこ)

科目

ナデシコ科ムギセンノウ属

学名

Agrostemma githago

英名

Com cockle

原産地

ヨーロッパから西アジア

開花時期

5月〜6月

誕生花

4月4日、7月3日

花言葉

「気持ちがなびく」「自然を好む」「育ちの良さ」

「気持ちがなびく」は、茎が細長く風にゆらゆらと揺れるように咲くきれいな花の印象から付けられています。

名前の由来

花の名前は、ギリシャ語のagros(畑、野原)とstemma(王冠、花冠)で、畑に生える花を大輪の花の冠に見立てて名付けられました。

属名はラテン語で「野の花飾り(Field chaplet)」から付けられました。

和名では麦仙翁(ムギセンノウ)と呼ばれます。別名のムギセンノウ、ムギナデシコ(麦撫子)は、麦に似た細長い葉とセンノウ(仙翁)に似た花の姿から付けられています。

アグロステンマについて

ナデシコ科ムギセンノウ属の一年草です。原産はヨーロッパや西アジアで、乾燥した荒れ地は麦畑などに生えます。高さは60cm〜90cm程度です。茎は細く直立で、全体に長い毛が密生し、葉は線形で対生しています。

ピンク色から淡い紅色の花を咲かせます。花びらは下垂していて、放射状に線が入り、中心が白い5弁の大きな花が咲きます。花は2cm〜3cm程度の小さい花もあれば、大きいものでは、7cm以上の花もあります。

ヨーロッパでは、麦畑の雑草として知られるほど丈夫な性質なので、原産地以外にも分布を広げています。園芸地に育てられているのは、アグロステンマ、ギタゴAgrostemma githagoです。ギタゴの花弁の赤紫の部分が白くなった品種をオーシャンパールAgrostemma githago Ocean Pearlと呼びます。

ナデシコ科について

学名はCaryophyllaceaeです。真正双子葉類ナデシコ目の科の1つです。約88属2000種あります。ナデシコ目のタイプ科です。熱帯から寒帯まで、オーストラリア西武、アマゾン川などを除く世界に分布していて、近東から地中海地域に種類が多いです。ナデシコ属、センノウ属、マンテマ属など園芸植物が多いです。

主な属は、ムギセンノウ属、ノミノツヅリ属、ミミナグサ属、ナンバンハコベ属、ナデシコ属、ヤンバルハコベ属、カスミソウ属、ハマハコベ属、センノウ属、フシグロ属、タカネツメクサ属、オオヤマフスマ属、ウシハコベ属、イヌコモチナデシコ属、ヨツバハコベ属、ワチガイソウ属、ツメクサ属、サボンソウ属、マンテマ属、オオツメクサ属、ウシオツメクサ属、ドウカンソウ属、などがあります。

まとめ

茎が細長く風にゆらゆらと揺れるように咲くキレイな花姿から、「気持ちがなびく」「自然を好む」「育ちの良さ」という花言葉を持つアグロステンマ。和名では、ムギセンノウ、ムギナデシコと呼ばれます。何れも、麦に似た細長い葉とセンノウに似た花姿からです。花は非常にキレイなピンク・白色で見ている人の気持ちを安らかにしてくれます。また、性質の強さからヨーロッパでは、麦畑の雑草としても有名で原産地だけでなく広く分布を広げています。

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