花蘇芳の読み方は?プロフィールと花蘇芳の花言葉、名前・花言葉の由来でもある蘇芳色について

花蘇芳の読み方は?プロフィールと花蘇芳の花言葉、名前・花言葉の由来でもある蘇芳色について

花蘇芳のプロフィール

一般名:花蘇芳
学名:Cercis chinensis
科名:マメ科
属名:ハナズオウ属
原産地:中国
樹高:2m~15m
花形:細長めの唇型
開花時期:4~5月

花蘇芳の花言葉

花蘇芳の花言葉は様々で良いものだけでなく、悪い意味を持つものもあります。
悪い意味の花言葉は、「不信仰」、「裏切り」、「疑惑」、「エゴイズム」
良い方は、「高貴」、「豊かな生涯」、「喜び」、「目覚め」
どちらでもない「質素」

花蘇芳の花言葉の由来

幅広い意味の花言葉をもっている花蘇芳ですが、由来によって3系統に分かれます。

悪い意味の花言葉ですが、花蘇芳の木でイスカリオテのユダが首を吊って死んだという言い伝えによるものです。ヨーロッパでは、花蘇芳の木の別名がユダの木だとか。イスカリオテのユダは、イエス・キリストを裏切り、銀貨30枚で売りますが、イエス・キリストが処刑された後絶望し自殺します。その際に使ったのが、花蘇芳の木だという言い伝えがあるのだそうです。そのイメージから、「不信仰」、「裏切り」、「エゴイズム」といった花言葉が生まれたということです。

一方で、良い方の花言葉は、花の特徴に由来するものです。マメ科の植物であるため、たくさんの花が密集して咲きます。花が咲き豊かに実るイメージから、「豊かな生涯」、「喜び」といった花言葉ができたようです。また、花の色である蘇芳色は高貴な色、ということで、「高貴」というのも納得です。花が咲く時期が早春ということから、春の息吹が感じられる、「目覚め」という花言葉もわかるような気がします。

蘇芳色

花の名前の由来でもあり花言葉の由来でもある蘇芳色。蘇芳という、同じくマメ科ジャケツイバラ亜科の小高木がありますが、こちらは黄色い花を咲かせます。花蘇芳は、蘇芳色の花を咲かせることから、花弁の色が蘇芳色に染められたという意味で、花蘇芳と名付けられました。

蘇芳色は日本に古来からある色です。奈良時代に渡来し、貴族社会で愛好されました。また、日本画の絵具としても使われているほか、陶器などにも使われています。面白いのは、蘇芳色は蘇芳の木からとるのです。木のチップを煮出すと、蘇芳色に染まり、蘇芳色の染料をとることができます。蘇芳色とは程遠い色の木を煮出すと、あんなに高貴で華やかな色が出る、不思議です。昔は、紫色の原料となる紫の根が高価だったために、余計に重用されたようです。

花盛りの花蘇芳を楽しみたい

花蘇芳の色である濃い赤紫色は、日本でも、古来は貴族の好む色だったそうです。同じ色が、ヨーロッパやトルコでも高貴な色とされていて、王族のマントなどに使われています。洋の東西は違っても、花蘇芳の色が与えるイメージは同じなのかなと思うと、とても興味深いです。花蘇芳は、花が咲いてから葉が出ます。桜と同じで、葉がない状態で、花だけが満開に咲くので、その咲様は見事です。桜のお花見も素敵ですが、花蘇芳のお花見も壮観です。花蘇芳の木がある所を見つけたら、お花見ポイントとして覚えておきたいなと思います。濃い赤紫の花が一気に満開になる花蘇芳、今は貴族だけでなくて、庶民でも楽しめる花になっているのは嬉しいかぎりです。

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