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食べられるトケイソウのプロフィールと花言葉

食べられるトケイソウのプロフィールと花言葉

トケイソウのプロフィール

一般名:トケイソウ
学名:Passiflora caerulea
科名:トケイソウ科
属名:トケイソウ属
原産地:熱帯アメリカ、アジア、オーストラリア
茎高:3m以上
花形:直径20cm前後の5弁花
開花時期:5~10月

トケイソウの花言葉

トケイソウの花言葉は、「信心」、「信仰」、「聖なる愛」、「宗教的情熱」と、時計のような見た目からは想像できない言葉が並びます。これは、同じ花を、キリストが磔にされた様に見立てた西洋の見方に由来します。日本人が時計の針に見立てた雌しべですが、これが磔にした釘、花の副花冠がいばらの冠、5枚の花弁とガクが使徒たち、巻きひげは鞭で葉は槍を表しているとか。英名のパッションフラワーという名前も、情熱のパッションではなく、受難の意味のパッションからきています。学名の Passiflora Caeruleaも同様に「受難の花」という意味で、雌しべを磔にされたキリスト、放射状の副花冠をキリストの後光になぞらえたものです。caeruleaは、「青色の」という意味で、副花冠の青を指します。

トケイソウの名前

和名のトケイソウは、花を見れば納得、3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見え、時計のような花を咲かせることから、この名がつけられました。花弁が白いと、ガクと花弁の区別がつかず、どちらも花びらのように見えます。その上に、青い副花冠が放射状に開いています。

トケイソウの効能

トケイソウには、パッションフルーツと呼ばれる果物を実らせる種類があります。そちらは、食用になりますが、通常のトケイソウの実は食用にはあまり向きませんが、ハーブとしては有効です。鎮痛、精神安定、抗けいれん、不眠の緩和、血圧の低下、といった効能があります。また、ヒステリーやノイローゼの緩和、不安の解消、更年期障害の緩和、と鎮静剤的な効果もあり、ヨーロッパでは伝統生薬製剤の範疇で医薬品として扱われています。トケイソウは原産地の中南米から、ヨーロッパやアメリカにもたらされましたが、その際、使い方・利用法も現地の人に聞いて持ち帰ったおかげで、ハーブとして使われるようになりました。現代では、研究の結果、トケイソウの葉にはアルカロイド類とフラボノイド類が含まれていることが分かっています。この成分が、神経伝達物質の分解を阻んで、鎮静作用をもたらすのだそうです。ただ、採りすぎには注意!医薬品として扱われているように、量の調整が必要なハーブなのです。取りすぎてしまうと肝臓や腎臓が機能障害を起こしたり、めまいや運動失調をおこすこともあるとか。子宮を刺激する成分も含まれているため、妊婦の場合は早産リスクも生じることがあります。

同じものを見ても受け取り方は違う

トケイソウは、白い花びらと青い副花冠のコントラストが美しい花です。直径20cmほどもある大輪の花が、茂る緑の葉の間に咲いているのは、素直に綺麗な景色だと思っていました。私は、トケイソウとしてこの花を知ったので、時計にしか見えません。めしべも、時計の針にしか見えないのです。でも、その特徴的な形を時計とみる国と、磔にされたキリストとみる国、色々な見方があるのはとても興味深いと思いました。トケイソウと思ってみている私たちには時計にしか見えないものが、パッションフラワーとしてみている国々の人たちには、キリストの受難に見える、とても不思議な感じがします。この違いは背景とする文化の違いなのでしょうか、トケイソウは面白い花です。

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