椿、朝霧草の原産地、開花時期、花言葉など

椿、朝霧草の原産地、開花時期、花言葉など

「椿」の基本情報

一般名 椿
学名 Camellia japonica
科名 ツバキ科
属名 ツバキ属
原産地 日本、中国、東南アジア
草丈 5~10m
花径 5~8cm
開花時期 12~4月

「椿」の説明

椿は、厳しい冬の寒いさにも耐え春の到来を告げる花です。緑のつややかな少し厚めの葉に赤、白、ピンク、黄色の花を咲かせます。18世紀にヨーロッパへ伝えられ品種改良されました。観賞用以外には、その種子を絞って「椿油」にし、薬用、食用、灯用油として利用されます。また堅く緻密で耐久性がよく磨くと木目が美しい特徴がある木は材木として、工芸品や細工物などに使われます。将棋の駒や椿櫛として知られています。別名を「Camellia(カメリア)」といいます。

「椿」の花言葉

  • 赤の椿→「美徳」、「控えめな素晴らしさ」
  • 白の椿→「申し分のない愛」、「完全なる美しさ」、「すばらしい魅力」
  • ピンクの椿→「慎み深い」

「椿」の花言葉の由来

椿には香りがない様子から、「控え目」や「慎み深い」などの謙虚さを表す花言葉に結びつけられたと考えられます。
また「椿」の語源は、葉っぱの様子が関係しているようです。光沢があるという意味を持つ古語の「つば」は、葉のつややかな様子を表しています。他にも、厚葉樹(あつばき)、艶葉樹(つやばき)、光葉木(てるはき)、寿葉木(つばき)がなまったともされています。

「椿」にまつわるエピソード

「ヨーロッパに伝わった椿」
18世紀に、日本の椿がヨーロッパに伝わると、西洋人の美意識を大いに刺激しました。「日本のバラ」といわれるほど賞賛されたといいます。「カメリア」という名前は、椿をヨーロッパで広めた、イエズス会の司祭の名前から付けられました。

「椿姫」
芸術作品の題材となった椿。有名な作品に、19世紀フランスのデュマの小説「椿姫」があります。その影響で、女性たちの間では胸に椿の花を付けることが流行ったといいます。

縁起が悪い花として捉えられる場合も
花の咲く姿は美しいのですが、散る様を想像してみてください。花びらが散って行くのではなく、花自体がぽとっと落ちる様子が首を落とす様と重ね合わせることで、縁起が悪いとされていました。武士の家に椿は植えないという傾向があったようです。また、お見舞いの花としてはふさわしくないとされます。

他にも、奈良時代に成立した日本の歴史書「日本書記」にも、天武天皇に白い椿が献上された事が記されています。

「椿」の花は日本人の象徴

「和」のイメージが良く似合う「椿」。桜や梅のように文化的な知名度があったとは言えませんが、時の権力者に愛された花でした。それゆえ、絵画等の芸術作品で定着し愛されていった花でした。それはいつしか、日本人の姿を重ねた存在になった花になったように思います。
和の雑貨屋さんでは、椿のデザインされたアイテムが沢山あります。エプロンや、エコバック、手ぬぐいと様々です。
近年、外国人観光客が多く日本を訪れています。日本の花をみてその美しさに衝撃を受ける外国人が多いと言われます。そのうちの一つである椿。この花をみて、「完璧な花の形」、「花まで完璧」、「繊細」、「美し」、「素晴らしい」等と賞賛していると言います。
椿はまるで日本人を映し出しているかのようです。椿には、香りがほとんどありません。それがまた、日本人の奥ゆかしさを表しているようです。

読み方

あさぎりそう

別名

アルテミシア (Artemisia)

科目

キク科ヨモギ属

学名

Artemisia schmidtiana

英名

Silvermound artemisia

原産地

日本、サハリン(ロシア)

分布

日本

開花時期

7月〜8月

生育地

海岸、岩場など

誕生花

「5月7日」「6月7日」「7月26日」

花言葉

「光」「脚光」「脚光をあびる」「注目を集める」「喝采」「満足」「慕う心」「陽気」「復讐」

名前の由来

銀白色の枝分かれした葉が朝霧のように見えることから名付けられました。カラーリーフ、シルバーリーフの代表植物とされ盆栽の下草や鉢植えなどにも人気の植物です。

朝霧草(アサギリソウ)について

キク科ヨモギ属の多年草で、本州中部以北の高山に自生しています。高さは15cm〜30cm程度です。株全体が銀白色でシルクのような細かい毛に覆われています。細い掌状の葉や茎はよく分枝し、シルバーリーフの代表的な植物とされます。夏には黄色い頭花が咲きますが、葉の方が珍重されます。アサギリソウは乾燥に強く夏の高温多湿を嫌います。

ヨモギ属について

学名はArtemisiaです。キク科の属の1つです。学名からアルテミシア属とも言われます。葉の白毛があるものが多いです。頭状花は小花を多くつけます。多くの花が下向きに咲きます。医薬品や香料などに用いられるものが多く、食用にもされます。学名Artemisiaは、ペルシャの王妃アルテミス、あるいはギリシャ神話の月の女神アルテミスに由来します。英語でヨモギ類を指す「アルテミシア」とは、潔癖の処女神アルテミスからとられたものです。北半球の温帯を中心に約250種あります。主な種は、ヨモギ、エトロフヨモギ、オニオトコヨモギ、カワラヨモギ、オトコヨモギ、フクド、カワラニンジン、クソニンジン、イヌヨモギ、ミヤマオトコヨモギなどがあります。

キク科について

学名Asteraceaeで、被子植物真正双子葉類に属する1分類群です。最も進化して最も分化している植物と言われています。世界で約950属2万種あります。日本では約70属360種のキク科植物が知られています。地球上のほとんどの地域で生育ができます。キク科の植物に抗変異原性があるものが多いです。12の亜科に分類されます。その内4亜科が99%の種を含みます。代表的な亜科は、ムティシア亜科、アザミ亜科、タンポポ亜科、キク亜科です。

主な属は、ノコギリソウ属、ノブキ属、ヌマダイコン属、カッコウアザミ属、モミジハグマ属、ニオイヤグルマ属、ブタクサ属、カイザイク属、ヤマハハコ属、エゾノチチコグサ属、アンセミス属、ゴボウ属、ハゴロモギク属、ウサギギク属、ヨモギ属、シオン属、オケラ属、アゲラティナ属、バッカリス属、ヒナギク属、センダングサ属、ブラキカム属、ブプタルマム属、キンセンカ属、エゾギク属、ガンクビソウ属、ヤグルマギク属、トキンソウ属、キク属、チコリウム属、アザミ属、コレオステフス属、イズハハコ属、キンケイギク属、アキザクラ属、アゼトウナ属、フタマタンポポ属、クロスペディア属、チョウセンアザミ属などがあります。

まとめ

多くの花言葉を持つアサギリソウは、シルバーリーフの代表的な植物です。「脚光を浴びる」「注目を集める」という花言葉があることは知りませんでしたが、聞けば納得感はあります。しかし「光」「喝采」「満足」などという花言葉を持つ反面、「復讐」という花言葉も持っていることは知りませんでした。また、銀白色の葉が朝霧のように見えることからアサギリソウと名付けられたことについては納得です。先が尖った葉で銀白色に見えることもあるアサギリソウは実際見ても独特の存在感を持っています。生きているとうことを感じさせる葉です。夏に咲き花も茎が長く独特で、アサギリソウの見た目から、こんな黄色い小花が咲くとはとても想像できないような花の姿です。葉と花が最初はミスマッチに見える場合もありますが、よく見ると、どちらも素敵なことには間違いありません。

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