ヒアシンスの花言葉、開花時期、原産地とは?

ヒアシンスの花言葉、開花時期、原産地とは?

「ヒアシンス」の基本情報

一般名 ヒアシンス
学名 Hyacinthus orientalis(ダッチ種) 、Hyacinthus orientalis var. albulus(ローマン種)
科名 ユリ科
属名 ヒアシンス属
原産地 地中海沿岸、北アフリカ
草丈 20~30cm
花径 15~20cm
開花時期 3~4月

「ヒアシンス」の説明

ヒアシンスは、別名を「錦百合(ニシキユリ)」「コモンヒアシンス」「ダッチヒアシンス」「ガーデンヒアシンス」「ローマンヒアシンス」と多くの名前を持っています。日本名を「風信子(ふうしんし)」「風信草(ふうしんそう)」「夜行蘭」「風見草」といいます。日当たりのよい場所で生育し、耐寒性があります。赤、白、紫、ピンクの強い香りのある花を集合させて咲かせます。またヒヤシンスには炎症、皮膚炎、嘔吐、下痢等の症状を引き起こす成分が含まれますので注意が必要です。

「ヒアシンス」の花言葉

  • ピンクのヒアシンス→「スポーツ」「ゲーム」
  • 紫のヒアシンス→「悲哀」「私は悲しい」
  • 白いヒアシンス→「謙譲の愛」
  • 青いヒアシンス→「変わらぬ愛」

上記以外にも、「勝負」「初恋の思い出」という花言葉も持っています。

「ヒアシンス」の花言葉の由来

悲しみの象徴であるヒアシンスの花言葉「悲哀」「私は悲しい」は、太陽の神「アポロン」と西風の神「ゼフュロス」に愛された悲劇の主人公「ヒュアキントス」にまつわる話からつけられたとされます。また、スポーツが好きだった「ヒュアキントス」の様子から、「スポーツ」「ゲーム」の花言葉が結び付けられたようです。

「ヒアシンス」にまつわるエピソード

悲劇の主人公「ヒュアキントス」
ギリシャ神話では、太陽の神「アポロン」と西風の神「ゼフュロス」から愛された伝説の美少年「ヒュアキントス」にまつわるお話があります。ある日、スポーツが好きな少年ヒュアキントスは、アポロンと円盤投げをしていました。それを見たゼフュロスは、二人が親しく遊んでいる様子に嫉妬して意地悪な強い風を吹かせます。その風のせいで、アポロンの投げた円盤は方向を狂わせ、誤ってヒュアキントスの頭に当たってしまいました。頭からは沢山の血が流れ、ヒュアキントスは死んでしまいました。その流した血の跡からヒアシンスの花が咲いたという伝説があります。アポロンは嘆き悲しみ涙を流した言われています。

ヒアシンスの伝来
ヒアシンスは、16世紀にオランダの商人がヨーロッパに持ち帰り改良を加えました。ドイツで改良された「ダッチヒアシンス」とフランスで改良された「ローマンヒアシンス」の二つの系統に分かれました。また、日本へは江戸末期に伝えられました。この花に当時の人々は、「風信子」という漢字を使い、「ふうしんし」と呼んだとされます。「風信」とは、風の便りの事だそうです。

芥川龍之介とヒアシンス
「片恋の わが世さみしく ヒアシンス うすむらさきに にほひそめけり」
これは、小説家・芥川龍之介が詠んだ歌です。悲しく哀れな気持をいだかせる紫色のヒアシンスとその強い香りが、より一層片思いの恋を強く表しているように思われます。

「ヒアシンス」の思い出

ヒアシンスの花を見ると、ヒアシンスの水栽培の思い出が印象深く残っています。
小学生の理科の観察で自宅で育てた事を覚えています。可愛らしいヒアシンスの水耕栽培用の専用ポットに球根を置いてわくわくしながら成長を見守っていました。球根からは白く長い根が何本も伸びる様子がとても興味深く、また球根から突き破るように芽が出る姿に感動的していました。多くの水を吸収して成長する様子がはっきりとわかり、なんだかとても不思議で、毎日しばらくの間飽きずに眺めていました。花が開くと強い香りに引き寄せられ、ますますその魅力に虜になったのを覚えています。
太陽の神アポロンの流した沢山の涙が、ヒアシンスを素敵に咲かせているのだと結び付けてしまいます。

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