ハイビスカス、ヒエンソウの開花時期、花言葉、名前の由来、特徴

ハイビスカス、ヒエンソウの開花時期、花言葉、名前の由来、特徴

ハイビスカスのプロフィール

一般名:ハイビスカス
学名:Hibiscus Hybrids
科名:アオイ科
属名:フヨウ属
原産地:世界中の熱帯・亜熱帯
樹高:20㎝~3m花形:漏斗型がく片5裂
開花時期:5~10月

ハイビスカスの花言葉

ハイビスカスの花言葉は、「繊細な美」、「新しい恋」です。赤いハイビスカスの花言葉は、「常に新しい美」、「勇敢」です。

ハイビスカスは、1日花なので、1日で枯れてしまいますが、次々に新しい花が咲きます。「新しい恋」、「常に新しい美」という花言葉は、この特徴に由来するようです。また、ハイビスカスの花は華やかですが、柔らかな花びらや絶妙な長さの雌しべまで、「繊細な美」を持った花です。一方で、ハイビスカスの花の大きく開いた姿はパワフルで、「勇敢」な感じがします。

ハイビスカスの名前の由来

ハイビスカスという名は、ラテン語のhibiscum(タチアオイ)からきています。hibiscumは、エジプトの美を司る女神「ヒビス」に「似ている(ギリシャ語でイスコ)」が転訛したものだと言われています。やはり、世界中どこの国の人が見ても、美しい花、なのですね。

日本では、扶桑花(ブッソウゲ)と呼ばれていました。中国から日本に伝わり、中国では扶桑と呼ばれていたので、それに花を足して「ふそうげ→ぶっそうげ」となったようです。中国では、この花は墓地に植える花だったので、「仏桑」と呼ばれるようになったとのことです。沖縄から伝わった種は、琉球むくげという名で知られています。沖縄でも、ハイビスカスをお墓に植える習慣があるそうです。

ハイビスカスの特徴

ハイビスカスの赤は、生産地では染料としても使われます。ハイビスカスは食用にもできるそうです。インドではハイビスカスの花を塩漬けにしたり、ジャムやソースにして食べたり、葉を野菜として食用にしているとか。ジャワやインドでは靴墨の発色を良くすると、靴磨きにも使われています、そのため、「靴の花」という別名もあるそうです。沖縄では、ハイビスカスの花で髪を洗ったりもするとか。靴に輝きを与えるように、髪もつやつやにしてくれそうです。同じアオイ科のロゼリソウという種の方がよく使われるそうですが、乾燥させた花をお茶にして飲むこともできます。ハイビスカスティーは、ビタミンCが豊富で、少し酸味があって暑い時にさっぱりするお茶です。

元気づけてくれるハイビスカス

咲いた花は1日しかもたないけれど、毎日新しい花を咲かせるハイビスカス、「常に新しい美」を見せてくれます。ハイビスカスというとハワイ、というイメージで、真っ青な空の下、青い海辺に咲く真っ赤な花が思い浮かび、爽快な感じがします。大輪でくっきりとした輪郭のハイビスカスの花を見ると、くよくよせず元気を出そうという気持ちになれます。「勇敢」に新しい一日に立ち向かっていこう、という気持ちをこめて、新たな生活を始める友人にプレゼントしたいお花です。ただ、残念ながら、花もちは良くないので、乾燥させたハイビスカスティーを贈るのもいいかなと思います。ビタミンCもとれるし、さわやかな酸味で元気づけてくれそうなので、よいのではないでしょうか。

ヒエンソウのプロフィール

一般名 ヒエンソウ
学名 Consolida ajacis
科名 キンポウゲ科
属名 ヒエンソウ属
原産地 ヨーロッパ
草丈 15~30cm
花径 1~2cm
開花時期 3~5月

ヒエンソウの説明

初夏に咲くヨーロッパ原産のキンポウゲ科の花です。白、淡紫、淡紅などの花色もあります。デルフィニウムよりも葉が小さく花も繊細で、家庭的な雰囲気の愛らしい花です。「千鳥草(チドリソウ)」とも呼ばれています。

ヒエンソウの花言葉

「軽率」
「軽さ」

花言葉の由来とエピソード

ヘラクレスの親友に、ギリシャの英雄アイアースがいました。アイアースは巨船アルゴーの遠征にも選ばれた強腕の持ち主でしたがあるとき、戦利品のわけまえに不満を抱き、怒りにまかせて羊の群れに切りかかり、次々に刺し殺してしまいました。我に返った時はすでに遅く、落ち着きを取り戻したアイアースは自分のしたことをひどく恥じて、自分自身に剣を向け、自殺してしまいました。アイアースの血が地面にしみ込んだところからはヒエンソウが生えてきました。そして、ヒエンソウの花びらには、アイアースの名前の最初の2文字の「Ai」という模様があらわれました。アイアースの行いから、「軽率」という花言葉がうまれました。

ヒエンソウは漢字で「飛燕草」と書きます。これは花の形がツバメの飛ぶ姿と似ていることからです。青いヒエンソウとても鮮烈な青色で、T.S.エリオットの詩にもその青さが歌われています。つぼみの形はドイツでは「騎士の拍車」という名もあり、イルカにも似ていると言われますが、「ヒバリの蹴爪」「ヒバリのかかと」「ヒバリの足指」「ヒバリの爪」によく例えられます。「軽さ」という花言葉は、ヒバリのが身軽に空に飛び立ち舞う姿から生まれました。

この花の学名は、ギリシャ語で「イルカ」といい次のようなエピソードがあります。ギリシャのエリシタン海岸に、優しく正義感の強いオルトープスという若者がいました。オルトープスは魚釣りが大好きで、毎日海辺で釣りをしていました。ある日、オルトープスは海岸から足を滑らせ、海に落ちて溺れそうになりました。そのときイルカがオルトープスの命を助けてくれました。オルトープスとイルカは意気投合し、毎日のように海でイルカと遊んでいました。ところがある日、村の漁師たちがイルカを捕える計画を立て始めました。オルトープスはイルカがつかまらないように逃がしました。漁師たちに逆らったオルトープスは怒りをかい、殺されてその死体は海に投げ捨てられてしまいました。イルカは深く悲しみ、オルトープスを花にしてくれるように神に願いました。神はその願いを受け入れ、オルトープスをヒエンソウの花に変えました。

ヒエンソウの誕生花日付

4月19日

まとめ

ヒエンソウの個性的な花姿はいろいろなものを連想させます。昔の人々はヒバリの身体の一部分に似ていると思った人が多いようです。私はヒバリにあまりなじみがないので学名の「イルカ」のほうが似ている気がしました。調べてみると和名のヒエンソウは漢字で「飛燕草」と書きます。これは花の形がツバメと似ていることからで、確かに今から飛び立とうとする、鳥の中ではシャープな身体のツバメに似ています。イルカよりも、ツバメのほうがピッタリかもしれません。花言葉にまつわる物語は悲しいものばかりですが、ヒエンソウの深い青色が悲しみのイメージと重なるからかもしれませんね。そんな昔のエピソードなど忘れたように、相変わらずやさしくヒエンソウは咲いています。

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