アレンジメントにおけるシンメトリーとアシンメトリーの違いとは

アレンジメントにおけるシンメトリーとアシンメトリーの違いとは

シンメトリーとは

左右対称のことで規則的なものをさします。シンメトリーでアレンジメントを作ると、整った見た目から心理的な均衡状態を得ることができますが、どこか堅苦しさと単調感があります。

中央から分けた左側と右側が同じデザインで、安定感や安心する固定感を出すことができます。そのため正統派なアレンジメントであるといえます。

例えば学校の入学式や式典などでは壇上に大きなアレンジメントがありますが、多くの場合はシンメトリーの形が多いです。

カチッとした印象を和らげたい時は、大きさの違うものやフワッとしたフォルムの花材を選ぶことがポイントです。構成を変えずとも少しやわらぎます。アレンジメント作りに慣れてきたら、花の形や入れ方の抑揚で動きを出すことができます。シンメトリーでは花材選びが重要となります。

アシンメトリーとは

左右非対称で不均等なものをさします。自由に配置することで作品に躍動感が出ます。アシンメトリーのアレンジメントは「動き」と「自由感」が表現できます。

しかし、きちんとバランスを見ておかないと適当に入れたようなアレンジメントになってしまいます。自由に配置ができるアシンメトリーは、特に自分のオリジナルを作ってみたいという方は追及するとその奥深さに気付くはずです。

・アシンメトリーの配分とは

アシンメトリーのアレンジでは、主のグループと対抗するグループ、寄り添うグループに分けるのが基本となります。

・主のグループの花の量が8

・対抗するグループが5

・寄り添うグループが3

という、全体で「8:5:3」の割合にするのが美しいバランスの目安とされています。

ここで注意する事は、選ぶお花によって形や個性がそれぞれ違うという事です。配分はあくまで目安とし、あまり型にはめすぎず柔軟にバランスを変えていく事が必要です。

作っている途中で少しテーブルから離れてアレンジメントを見たり、少し角度を変えて見つめてみてください。

例えば床の間に飾ってあるお花はアシンメトリーで構成されることが多いですが、絶妙のバランスがある美しさがあります。余白を楽しむことの大切さを知ることができます。また、自然に育っている植物はシンメトリーではありません。このように自然な雰囲気を出したい時にアシンメトリーアレンジが生かされます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。フラワーアレンジメンにおいてシンメトリー、アシンメトリーはそれぞれの良さがあり、飾る用途に合わせてまずどちらかを選びます。そして、それに応じた花材を用意します。ラインのきれいなもの、空間をつくるお花、とまんべんなく用意してください。それから自然なつながりを出すためにもグリーンは数種類あると良いです。

アレンジメントを作る時は必ず作品をイメージしてから取りかかることが大切です。イメージが固まらないままだとうまくいかない場合、中途半端なアレンジメントになってしまうためです。一度切ってしまったお花を戻すことはできないので、ある程度の配置を考えてから始めます。行き詰ったらテーブルから少し離れて、違った角度からアレンジメントを見つめることも大切です。これから作るアレンジメントの参考にしてみてください。

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