アカバナ科の赤花夕化粧の特徴!開花時期や生育地など

アカバナ科の赤花夕化粧の特徴!開花時期や生育地など

読み方

あかばなゆうげしょう

別名

夕化粧

科目

アカバナ科マツヨイグサ属

学名

Oenothera rosea

原産地

北アメリカ南部、南アメリカ

開花時期

5月〜9月

生育地

道端、川原、空き地など

名前の由来

花が赤いことからアカバナ、美しいことから化粧となったようです。元々は夕方から咲くため夕化粧となっていたそうですが、今では昼間から咲いています。白粉花(オイシロバナ)の通称も同じく夕化粧で、名前が紛らわしいため、赤花夕化粧の名前で区別したりもします。

特徴

アメリカから明治時代から大正時代に持ち込まれた外来種です。観賞用になります。現在は野生化して、本州の関東地方以西に分布します。

花の特徴について

茎に上部の葉の脇に淡いピンクの花をつけます。花びらは4枚で、先が丸くなっています。花径は10〜15ミリ程度です。花びらには濃ゆい紅色っぽい筋が入っており、中心部は黄緑色です。雄しべの先端は紅色で4つに裂けていて十字状になっています。

葉の特徴について

葉は互い違いに生えます。広い披針形で長さは3cm〜5cm程度、幅は1cm〜2センチ程度です。葉の周りにはギザギザした鋸歯があり、波打っています。不規則な切れ込みなどがある場合もあります。

実の特徴について

花の後にできる実は熟すると下部が裂け、種子が散布される果実で、蒴果です。

アカバナ科について

フトモモ目の科で、その多くは多年草。まれに低木があります。約640〜650種があり、世界中に分布しています。フクシア、ツキミソウ、マツヨイグサなどを含みます。世界に約37属あり、日本には5属が分布しており、その他、帰化種・栽培種があります。花はふつう4数性か2数性。雄しべと花弁は同数か2倍数となります。主な属としては、ヤナギラン属・ミズタマソウ属・サンジソウ属・ガウラ属・アカバナ属・チョウジタデ属・マツヨイグサ属などになります。

マツヨイグサ属について

マツヨイグサ属はおよそ125種が含まれており、14節が構成されます。どの種も南北アメリカ大陸原産です。日本のものは、野生のものは帰化植物か園芸植物のいずれかになります。

若い根茎を根菜として、新芽をサラダとして食べることができます。若芽をおひたしにしたり、花を天ぷらにするなどして食べることもあります。また、鎮静剤にも使用されています。喘息や胃腸障害に鎮静効果があると言われています。以前は湿布薬にも用いられていました。マツヨイグサの俗名の万能薬の王様というのはこういった薬効にちなんだものです。鑑賞用としても人気があります。耐乾性があるため、日当たりと水はけが良い場所であれば上手く育てれることが多いです。

マツヨイグサ属の主な種としては、アレチマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、オニマツヨイグサ、キダチマツヨイグサ、コマツヨイグサ、シモフリマツヨイグサ、チャポツマツヨイグサ、ツキミソウ、ハマベマツヨイグサ、ヒナマツヨイグサなどがあります。

まとめ

アカバナユウゲショウは、非常に小さい花で可憐で美しく、その美しさから「化粧」という名前が付いたほどです。そんな美しさに定評のあるアカバナユウゲショウは、国内全域の道端や空き地などでも見ることができます。同属の花は食用としてサラダや天ぷらとしても食べたりしたり、鎮静剤など、医療としても使われていますので、生活に身近な花でもあります。夕化粧という名前だけ見ると夕方にしか咲いてなさそうなイメージを持ちますがそんなことはありません、普通に5月〜9月まで咲いていますので、名前に惑わされないようにしてください。観賞用として有名ですので、花屋さんで購入して自宅に飾ったことがある人も多いはずです。飾るだけで、その空間が明るくなる花です。

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