花が咲かない?ランタナの正しい育て方

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花が咲かない?ランタナの正しい育て方
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目次

基本情報

科目:クマツヅラ科シチヘンゲ(ランタナ)属
別名:シチヘンゲ、カマラ
原産地:アメリカ、ブラジル、ウルグアイ

ランタナの特徴、花言葉

さて、今回ご紹介させて頂くランタナですが、こちらは5~10月の長期期間花を咲かせてくれる常緑性の熱帯植物です。草丈は30~200センチと品種によって非常にバラつきがあり、鉢植えや花壇などによく利用されています。生育形態によって系統に分けますと、低木状になるもの、ブッシュ状になるもの、ほふく性に這うものなどがあります。また、葉は青々とした緑色の舌状で、斑点が入った葉のみでも楽しめるようなおしゃれな品種もあります。そして、別名に記載した「シチヘンゲ」という気になる呼称ですが、これは文字通り花色が変化することに由来しています。基本種は咲き始めはオレンジ色ですが、そこから徐々に赤色に変化していきます。他にも、様々な変化の組み合わせがあります。花言葉としては、「厳格」「合意」「協力」「確かな計画」といった意味があります。

ランタナの上手な育て方

育て方としては非常に易しく、園芸初心者の方でも気軽に楽しんで頂けるお花です。毎日のお手入れとして、株が大きく広がりすぎた場合や落葉した葉が出てきた場合に全体の枝を切戻すことが重要になってきます。ランタナの茎枝は非常に丈夫で芽も力強く出してくれるので、思い切って切ってしまっても問題はありません。置き場所としては、良く日の当たる場所で育てると良いですね。ランタナは成長になによりも日光を欲しがりますので、日照不足は避けましょう。また、熱帯生まれのランタナはそういった暑さには強いですが寒さには非常に弱いため、冬は寒風や霜に十分留意しましょう。水遣りとしては、土の表面が乾いた事を確認してから与えるようにしましょう。水切れを起こしますとすぐに葉がしおれたようになりますが、ある程度は耐えることが出来ます。冬は寒さで生育が止まるため、水遣りの頻度を徐々に減らし、乾燥気味に保つようにしましょう。

ランタナに合う花って?

一緒に植えたいお花としては、ペンタスなどの形の整った小花を密に咲かせる背丈の小柄なお花ですとランタナと一緒に植えた際に一層豪華な春の印象を与えられるのではないでしょうか。葉の茂り方が似ていて大きく、風通しが気になるという方はアイビーなどの星型のつんつんとした葉をつけるものですと茂りにくく全体の風通しも良いため、便利かもしれませんね。また、ペンタスは開花期がランタナとよく似ているのでより一緒に楽しむことができます。

まとめ

今回はランタナについてまとめさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか。執筆者としては、ランタナは大変明るく夏の花の代表というイメージが強く、暑い夏の熱気と湿気を蒸発させてくれるような印象がありましたが、最近は6月の梅雨時に咲くランタナの魅力にも惹かれるようになりました。また、意想外であるのが、花言葉ですね。夏は挑戦の季節、試みの季節という慣わしが出来つつある(夏を制覇!などというテンプレートも確立されつつありますね)世の中で、梅雨時に「確かな計画」を確立させたり自身に「合意」し自身を激励するといったようなそういった深い意味も読み取ることが出来ました。花姿からもさまざまな色に変化し表情を見せてくれ、努力する私たちを励ましてくれるそんなお花ランタナを、皆様も一度育ててみては如何ですか。