パンジーの花言葉は一人にしないで?パンジーの花言葉とまつわるエピソード

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パンジーの花言葉は一人にしないで?パンジーの花言葉とまつわるエピソード
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目次

「パンジー」の基本情報

一般名 パンジー
学名 Viola
科名 スミレ科
属名 スミレ属
原産地 北ヨーロッパ
草丈 10~30cm
花径 5~10cm
開花時期 2月上旬~6月上旬頃

「パンジー」の説明

パンジーは、別名を「サンシキスミレ」といいます。この別名は、黄色・黒色・紫色が一つの花の中にあることからつけられました。白・黄色・赤・紫など様々な色があり、寒さに強く春の花壇によく観られます。

「パンジー」の花言葉

  • 物思い
  • 私のことを思って

「パンジー」の花言葉の由来

フランス語の「考える」といういう意味をもつ「パンセ」からつけられたようです。
花弁の傾く姿が「物思いにふける様子」を表しているのでしょう。

パンジーにまつわるエピソード

「三色菫(パンジー)は猫に似ている」という、詩人家・サトウハチローさんの詩をご存じですか?

「パンジーの花は猫に似ている 小窓に置くとこっちをみている 声をかけると何か言いたそう
ひなたで耳までぴくりと動かす パンジーの花は猫に似ている」

塀の上にちょこんと座り、首をこっちに向けて見ている猫の姿を想像すると、なんとなくパンジーの姿と重なりませんか?猫の仕草とにていますね。猫の性格は、猫種や毛の色などで違うといわれますが、イメージとしては「少し考え込んだ感じもあり、警戒心がつよくて、だけど繊細で、甘えん坊で・・・・」といった感じがあります。花言葉に重ねると、「物思い・私のことを思ってほしい」という事が納得させられます。
パンジーと猫にはそんな共通の言葉がお似合いなんですね。この詩からもその情景を感じることができる気がします。
また、サトウハチローさん以外にもパンジーと猫を結びつけた人がいます。「T・トンプソン」という人。昔、花壇の中にぽつんと一本だけ斑のあるパンジーを初めて見つけた人で、その姿を見て「ミニチュアの猫の顔がじわっと私をみつめていた」と言っています。
パンジーは猫に似ていると感じている人は、昔からいたんだなーと少し嬉しくなりました。

ロマンチックな2つの伝説

パンジーの花にとても素敵な伝説がある事を知っていますか?パンジーは愛の象徴としても親しまれている花で、ヨーロッパの方では、バレンタインデーにこの花を添えて贈ったりするそうなんです。では、その2つの伝説をご紹介しましょう。
一つ目は、愛の天使 キューピッドの放った白い矢が、スミレのつぼみにあたって3色の花びらにわかれできたという伝説です。
もう一つは、下界の野原に降りてきた天使が、綺麗に咲いているスミレの花を覗き込み3度キスをしました。その天使の面影を花にうつしたとされ、3色の花をさかせるという伝説です。

元気をもらえる花「パンジー」

学校の花壇や街路樹の木の根元で、たくさんの花びらを寄せ合って咲いているパンジーの姿は、私たちに「こっちを向いて」と語りかけている様でとても親しみやすい花のように感じます。色も鮮やかですし、はっきりとした色調なので、ぱっと目に飛び込んできます。特に黄色の中に濃い色が混ざった花びらのコントラストにパンジーらしさを感じます。
風も冷たく、まだまだ寒い2月頃から植えらますが、雪が降っても持ちこたえる姿にたくましさを感じます。細くてもしっかりとした茎に可愛らしい花をつけて綺麗に元気に咲いているので、暖かな気持ちにもさせてくれる素敵な花なんです。
また、キューピットが登場するロマンチックなエピソードもあり、パンジーの愛らしさに改めて気づかされました。