オレンジの原産地、開花時期、育て方、寄せ植え、花言葉

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オレンジの原産地、開花時期、育て方、寄せ植え、花言葉
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目次

オレンジのプロフィール

一般名 オレンジ
学名 Citrus sinensis
科名 ミカン科
属名 ミカン属
原産地 インド
樹高 2~3m
花径 2~3cm
開花時期 5~6月

オレンジの説明

オレンジは7世紀にスペインを征服したサレセン人によってヨーロッパに伝わり、十字軍と共に世界へ広まった果実です。日本への渡来は明治中期頃で、冬は適度にあたたかく、夏は乾燥している地方で育ちやすく栽培が盛んになりました。このような気候は、日本の他に、アメリカ、南米、アフリカなど世界中の様々なところにあります。果実は甘酸っぱく良い香りがして、そのまま食べたり、ジュースなどに加工されたりと世界中で食用になっています。オレンジの皮も砂糖漬けやシロップに使われます。オレンジの花は白く香りがとても良いため、蒸留して精油とオレンジフラワーウォーターを作って香り付けに利用されています。

オレンジの花言葉

「純潔」
「花嫁の喜び」
「寛大」

花言葉の由来とエピソード

ギリシャ神話では、大神ゼウスが幾人かの妻をめとった後に、ついに正妻としてヘラと結婚したときにヘラにオレンジの花をプレゼントしたといわれています。ヨーロッパでは、プロポーズの時には女性にオレンジの実を渡して求婚し、婚約したら結婚式まで毎日女性へオレンジの花を贈る風習がありました。現在でも、花嫁の髪にオレンジの花を飾る習慣が残っています。オレンジの花は一年中咲いているわけではないので、結婚式で使われるオレンジの花は造花であることが多いです。ヨーロッパでは「サムシング・オールド」というジンクスがあり、何か古いものを一つ身にまとって嫁ぐと幸せな花嫁になれると言い伝えられています。お母さんやおばあさんが自分の結婚式で身につけたオレンジの造花を大切に保存して、代々娘や孫にプレゼントしていくそうです。オレンジの花は純白でウエディングドレスを連想し、その甘い香りは初々しい花嫁の幸せなイメージと重なり「純潔」、「花嫁の喜び」という花言葉になりました。また、果実をたくさんつけるため「寛大」という花言葉にもなっています。

ほとんどの実のなる木は、実がなった時には花は散っていますが、オレンジは花と果実を一緒につけています。また、丸い実がたくさんなる姿からオレンジは繁栄や多産を象徴するとても縁起の良い木として新婦の髪を飾るようになったとも言われています。

オレンジの誕生花日付

9月24日

まとめ

オレンジは「花嫁を守り、幸せに導く力がある」といわれています。結婚式には白のウエディングドレスと白いベール、白いブーケ…花嫁が純白に身を包むのは、オレンジの花が白いことに由来しているそうです。昔はオレンジの実も「天使が運んできた黄金の果物」と例えられとても大事にされてきました。日本でも、オレンジのなかの橙(ダイダイ)は、お正月の雪が降る季節でもたくさん実をつけ、決して下に落ちないというところから、先祖代々、子孫繁栄という縁起の良い食べ物としてお正月の鏡餅の上に乗せられています。花が咲く時期にオレンジの畑に行くと、畑一面がオレンジの花の良い香りで満ちあふれんばかりで、花に顔を近づけて香りを吸い込むと幸せいっぱいの気分になることができます。